現代日本人に必要な難消化デキストリン!安全性は!?

難消化性デキストリンとは、消化されにくい水溶性食物繊維の事を言います。

日本人の食生活が変化し、食物繊維の役割が重要視されるようになったため、不足しがちな食物繊維を補う目的で作られました。

水に溶けやすく、溶かした液体は透明で味や臭いがなく、甘みも僅かしかありません。

その為、食品に加えても、その食品自体の味や臭いを損なう心配がないのであらゆる食品に利用されています。

トウモロコシから作られているという点で少しは安心ですが、やはり人が作り出したものです。

摂取し続けた時に何か副作用があったり、お腹をこわしたりなどの心配はないのでしょうか。

難消化性デキストリンは食物繊維なので、大量に摂取すればお腹がゆるくなることも考えられます。

しかし、そのような極端な摂取方法をしなければ安全であるという事が、日本でもアメリカでも認められています。

日本では、消費者庁の許可を必要とするトクホ飲料にも含まれていますし、アメリカでは「1日の摂取量の上限値を明確に定める必要がないほど安全」であるとしています。

難消化性デキストリンの働きとは?

水溶性食物繊維なので、身体の中での働きも食物繊維と大体同じものになります。

  • 食後の血糖値上昇を抑える
  • 整腸作用・便秘解消
  • 脂肪の吸収を抑える(中性脂肪の上昇抑制)
  • 内臓脂肪を減らす
  • ミネラルの吸収を促進する

食物繊維はミネラルの吸収を妨げるという事を聞いたことがあるかもしれません。

 

しかし、粘度が低く腸内細菌に利用されやすい難消化性デキストリンは、逆に大腸でミネラルの吸収を促進してくれるのです。

これらの働きの中で、血糖値に関する働きについて少し詳しく確認してみましょう。

血糖値のコントロールとは?これほど重要視されるのはなぜ?!

普通に食事をすると、血糖値は上昇します。

これは摂取した糖質が体内で吸収されやすい状態に分解され、血液中に吸収されるためです。

血糖値が上昇するとインスリンが分泌され、血糖値を正常値に下げるよう働きます。

ただ、あまりにもたくさんの糖質が1度に摂取された場合や、インスリンが正常に機能しない場合には血糖値が上昇したままになってしまいます。

すると、糖尿病などの生活習慣病になるリスクが高まります。

上がった血糖値を毎回しっかり下げること、そして血糖値を急激に上げない事、の両面から対策をすることが大切なのです。

難消化性デキストリンはこのように血糖値に作用します!

難消化性デキストリンを摂取しなかった場合には、糖質が体内に入るとすぐに吸収されます。

一方、難消化性デキストリンを一緒に摂取した場合には、小腸で難消化性デキストリンが糖質の吸収を妨害してくれます。

その為、糖の吸収が遅くなり、血糖値の上昇も緩やかになるのです。

血糖値がゆっくりと上がってくれれば、インスリンも落ち着いて確実に仕事が出来ます。

インスリンを分泌する膵臓への負担も少なく済みますね。

難消化デキストリンを配合したお茶と一緒にうどん定食を食べた場合と、難消化性デキストリンを配合していないお茶と一緒にうどん定食を食べた場合では、前者の方が食後30分・60分の時点で血糖値上昇が抑えられていたそうです。

このように具体的な結果が出ていると、より説得力がありますね。

さて、アメリカでは難消化性デキストリンには1日の摂取量の上限設定は必要ないほど安全である、とされていますが日本では設定されています。

消費者庁のホームページでも確認できますが、難消化性デキストリンを含んだ食品に表示されている1日の摂取量の目安を守ることが1番簡単で間違いがなさそうですね。